堺市新進アーティストバンク音楽部門のアーティストを対象とした〈実践研修プログラム〉。
今回は研修参加者の2人がヒアリングをもとに作成した企画書に、アドバイザーのお二方からアドバイスをいただきました。
最初のアドバイザーは、大阪交響楽団 トロンボーン奏者の矢巻正輝さんです。
矢巻さんは学校や医療現場など様々な場所で、アウトリーチを実施されています。
企画書の中身をじっくり見ながら、「この部分は子どもたちにはどう感じるだろう?」など一つ一つ詳細に考えていきました。
矢巻さんが経験されたアウトリーチのエピソードや、演奏者としての心構えなども教えていただきました。
2人目のアドバイザーは、豊中市立文化芸術センター 事業統括プロデューサー・広報事業課長の井上周さんです。
豊中市立文化芸術センターの人材育成事業「とよなかRTSワゴン」の創設者である井上さん。そもそもアウトリーチとは?というお話から、プログラム構成の仕方など、企画の土台となる部分を教えていただきました。
今後の企画の可能性が膨らむような、視覚的な仕掛けなどの工夫も学びました。
学校アウトリーチに向けて研修参加者2人が1つの企画書を作成します。
お二方のアドバイスを受け、ブラッシュアップされた企画がどのようなものになるのか、期待が膨らみます。
【学校アウトリーチコース参加者】
●西前 菜々子(クラリネット)
●南方 美穂(クラリネット)