堺がSACAYだったころの音楽をお届け!
400年前、堺が自由貿易都市として栄えたころ、ヨーロッパは大航海時代でした。スペインやポルトガルから鉄砲やキリスト教が入ってきたように、音楽も海を越えて伝わりました。当時(安土桃山~江戸)の人々はどのように南蛮文化を受け入れたのでしょうか?初期バロック音楽の第一人者、濱田芳通(はまだよしみち)が解き明かす、ザビエルの時代の西洋音楽と日本の音楽とのつながりの数々。古楽アンサンブル アントネッロの世界へようこそ。
堺にも所縁の深いフランシスコ・ザビエル。その出生から死までの壮絶な生涯を当時のヨーロッパで花開いたルネサンス音楽とともにお届けします。今回は堺特別ヴァージョンとして、ザビエルと堺の関わりも取り上げます!
音楽プログラムはザビエルの生まれ故郷、バスク地方の子守唄で始まり、パリ留学中に耳にしたであろうフランスの音楽、そして布教のための宗教歌、接待のための世俗音楽等々、さらにはそれら日本に入ってきた西洋音楽と日本の伝統的な童歌、民謡との関係性をも音楽を通じて探っていきます。音楽で歴史をなぞるワクワク感と知的好奇心を満たす公演。
プログラム
ねむれ、ねむれ緑の丘に(スペイン・バスク地方の子守唄)
プロピニャン・デ・メルヨール(コロンビーナの歌曲集)
ああ、私の恋を抱いて(ファン・デ・アンチエータ)
サルヴェ・レジーナ(どちりなきりしたん)
メストレ・フランシスコ師は海を越えて(王宮の歌曲集)
さあ、食って飲んで(ファン・デ・エンシーナ) 他
出演
<音楽監督/リコーダー/コルネット> 濱田芳通
<ヴィオラ・ダ・ガンバ> 石川かおり
<チェンバロ/バロック・ハープ> 西山まりえ
<琵琶> 川嶋信子
<パーカッション> 濱元智行
<ソプラノ> 阿部雅子
<テノール> 中嶋克彦
<ピント役/ナレーター> 西岡茂樹
■■ 古楽アンサンブル アントネッロ ■■
1994年の結成以来、「作品が生まれた時のスピリット」を大切に、躍動感、生命力など、音楽の持つ根源的な魅力を追究している。リリースしたCDは国内外の各メディアから最先端の古楽アンサンブルとして高い評価を受けている。2013年よりバロック・オペラプロジェクト<オペラ・フレスカ>始動。G.カッチーニ作曲 歌劇「エウリディーチェ」を本邦初演するなど、バロック・オペラの普及に取り組んでいる。
2005年度(第7回)ホテルオークラ音楽賞 受賞
2015年度(第28回)ミュージック・ペンクラブ・ジャパン音楽賞(室内楽・合唱部門)受賞
2015年度(第14回)佐川吉男音楽賞 受賞