芸術がもっと身近になる！

さかいアートパワー
－堺市新進アーティストバンク作品展－

堺市新進アーティストバンク美術部門には、毎年秋に開催される公募展「堺市展」の入賞者が登録しており、作品制作の傍ら、堺市内の学校園等でワークショップを行っています。

本展は、アーティストと接し、また作品を通じて、芸術をより身近に感じていただきたいという思いで開催する作品展です。
堺市内外で活動する若手アーティストの作品を体感しに、是非さかい利晶の杜へお越しください。
会期中に開催のワークショップとギャラリートークもお見逃しなく！

↓ワークショップ情報はこちら↓

立体造形
中村 和可　NAKAMURA Nodoka

 発泡スチロールや樹脂、スカルピー粘土、土粘土など様々な素材を用いて人間関係のややこしさや自身が生活の中で思う言葉にできない気持ちを白マットの人間のような形の中で表現しています。
現在は主に公募展や展示会に作品を出展しつつ、雑貨販売も手掛けています。

アーティスト紹介ページはこちら

書
南呂　NANRO

戦後日本美術史、特に抽象絵画と前衛書についての研究をしています。
アーティストとしては茶室や、書、陶芸など日本の美的な表現を再解釈し、どこか懐かしいけど、新しい、そんな作品を制作するため日々精進しています。 

アーティスト紹介ページはこちら

写真
西本 裕貴　NISHIMOTO Yuki

初めて一眼レフのシャッターを押してから約3年。当初は登山や旅の記録として写真を撮っていましたが、美しい景色に出会っていく度に、どうすれば美しく景色を残せるのか、どうすれば自分の感動を他人に味わってもらうことが出来るのかと考え始めました。
そこから風景写真という分野に興味を持ち、現在は仕事が休みになると、日本各地の春夏秋冬を追い求め、厳冬の雪山から水中の生物など、幅広い風景を撮影しています。  

アーティスト紹介ページはこちら

立体造形
松田 朋子　MATSUDA Tomoko

制作の手を離れた後にも、作品は一定の姿を留めているわけではありません。少しずつ素材を腐食させながら酸化し続け、風などの振動を受けては揺れ、光が射せば影を落とします。静止することなく在り続ける作品について、目に見えている姿だけではなく、内側の部分でも私と作品の間にはかすかな関わり合いが続いているような印象があります。それらの余韻や余白のようなものを大切にしながら制作をしています。 

アーティスト紹介ページはこちら

染色
向井 詩織　MUKAI Shiori

インドの西の果て、カッチ地方のアジュラクプールで、天然染料のブロックプリントをしています。本来は、ムスリムだけ男だけの工房ですが、テキスタイルアーティストとして単身で乗り込み、従来にない、この技法ならではの模様を表現。
日本では、制作と展示活動をベースに、ワークショップやトークショーなどブロックプリントを広める活動をしています。 

アーティスト紹介ページはこちら

日本画
𠮷江 寛　YOSHIE Hiroshi

独特の色味と存在感が好きで、画材は天然岩絵具を中心に使っています。儚い夢やくだらない妄想のようなものをテーマにすることが多いです。
大学を出て文化財修復の仕事をした後、現在は農業を手伝いながら絵を描いています。仕事での経験も制作に活かしていけたらと思っております。
今回は和紙に描いたものと絹に描いたものがあります。質感や色味のちがいを感じながら見ていただけると嬉しいです。

アーティスト紹介ページはこちら

異なるジャンルのアーティスト同士、普段の制作活動やお互いの作品についてなどを語る、ココだけの話が聞ける30分。

主催：公益財団法人堺市文化振興財団
共催：さかい利晶の杜

【内容について】
公益財団法人堺市文化振興財団
TEL   072-228-0880（平日9:00～17:30）
FAX　072-228-0115

【展示会場について】
さかい利晶の杜
TEL　072-260-4386（第3火曜を除く 9:00～18:00）