堺市内の小中学校で、児童・生徒がアーティストと一緒に芸術を体験する「さかいミーツアート」。
今回ご紹介するのは、「きくこと/ならすこと」をテーマに小学校低学年に向けて実施された芸術体験プログラムです。
講師は、音楽教育学者の長谷川諒さんです。
「どう始めて/どう重ねて/どう終わるか」をキーワードに、自分たちで音楽をつくります。
最初の導入では、長谷川さんがルーパーという音楽を録音・再生する機械を使い、即興で奏でたリズムに合わせて、みんなで手拍子をしながら音を重ねました。音が次々と録音されて重なっていく様子に子どもたちは興味津々!
さらにド・レ・ミの音だけを使って、音を重ねると…一気に音楽っぽくなってきました!仕上げには、ベースで演奏した軽快なメロディを重ねることで、音が重なり合わさり、ひとつの音楽が生まれました。
音を重ねる体験した後には、紙を使ってグループごとに音楽をつくります。早速、音が出ないように隣の人へ紙を渡していきますが、微かに音が出てしまいます…。時間をかけてゆっくり渡したり、爪で持ってみたりと、さまざまな工夫があり、耳を澄ませて音に集中する姿が見られました。
そのあとには、紙でオリジナルの音を見つけよう!ということで、先ほどの静寂とは正反対に、叩く・擦る・弾く・投げるなど、さまざまな音の出し方を試しながら、子どもたちはお互いの音を聞き合い、オリジナルの音の出し方を探しました。
長谷川さんの合図に合わせて、音を大きくしたり、短くしたり、音を止めたり、いろいろな音の出し方を体験しました。
最後には、みんなの筆箱の中身で、紙では出せないような面白い音を探しました。筆箱を鉛筆で叩いたり、筆箱を振ってみたり…気がつけばここからも音楽が始まりました!
紙とは違う新たな音の発見に、子どもたちにもたくさん笑顔が見られました。
誰かが勇気をもって音を出し、その音をよく聞いて音を重ねることで、自然と音楽が生まれることを学びました。
次は高学年&コンサート編をお届けします。




