堺市内の小中学校にアーティストを派遣し、児童・生徒が芸術を体験する「さかいミーツアート」。 今回は、小学校の特別支援学級の皆さんと一緒に、さまざまな素材を使って、ひまわり学級オリジナルの山車を制作しました。
アーティストは、地域から集めたハザイや不用品などを素材とした“ハイザイ”アートワークショップを企画、運営している「スタジオぐるり」の樋口健介さん、亀井友美さん、宮崎あかねさんの3人。
今回のプログラムでは、全2回のワークショップを通して、みんなで少しずつ力を合わせながら、だんだんと、だんじりの山車を作っていきます。
もともと工作が大好きなこどもたちは、ぐるりさんたちが持ってきた、さまざまな色や大きさ、かたち、手触りのハイザイを手に取りながら、じっくりと想像を膨らませます。ぐるりさんによって集められたハイザイはとても魅力的で、どんなものを作ろうか、と想像が広がるものばかりです。
一方で、作りたい物のイメージがあっても、なかなか上手くいかない時には、ぐるりさんが「こうしたらできるよ!」と寄り添い、こどもたちも安心した気持ちで制作に取り組めたようです。
さて、だんじりの大きな山車は、一人で作ることはできません。ぐるりさんが作った簡易的な土台をもとに、こども達はそれぞれにどんな装飾をしたいか考えますが、2日目の始まりに大きな出来事が…。
児童さんから、これはちょっと違うな…、という意見が上がり、みんなで話し合った結果、一旦解体して作り直すことになったのです!
うん、こんな感じ!!
と、みんなの中に納得感が生まれると、制作はどんどん進んでいきます。
その中で自然と児童同士の会話も生まれます。
「これめっちゃええな~」
「ここ、こうしたら?」
「あ、これもいいな~」
こどもたち同士で共に創り上げていくその過程に立ち会った大人たちは、じんわりと心があたたかくなりました。
短い時間ではありましたが、最後にはだんじりを曳くこともでき、さわやかな余韻の残るプログラムとなりました。
(担当職員K.I.)






